アミノ酸吸収率を底上げするバイオペリンを解説します

バイオぺリンは大手ドラックストアのオリジナルサプリにも配合されている人気の成分です。

どのような働きがあるのか解説していきます。

食事からの栄養素は全て吸収されるわけではない

毎日の食事の内容に気を付けている方も、見逃しがちなのが「吸収率」です。

食事から摂った栄養は全て吸収されているわけではなく、一度の食事で吸収される栄養素には限界があります。この吸収率は、食品によっても変わってきますが、加齢によって吸収率が悪くなることも知られています。

バイオぺリンは黒コショウ由来の吸収率サポート成分

バイオぺリンは株式会社サビンサジャパンコーポレーションが開発販売している原料です。
バイオぺリンは黒コショウから抽出されるピぺリンを95%以上に規格した成分。

ピペリンは体内への栄養吸収をあげることが研究でわかっています。

ラットの小腸上皮細胞を使用した研究では、アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンをピぺリンと一緒に付与したところ、ロイシン単体に比べて細胞取り込み量が約25%増加、イソロイシンとの複合では約36%増加したとのこと。

さらに、アミノ酸だけではなくビタミンやミネラルの吸収率も向上させた研究結果が公開されています。
参考:https://www.bioperine.jp/bioperine/salientfeatures/

この記事で紹介したのはラットの研究ですが、ヒトに対しても高い吸収率の向上に期待できます。

サプリメントに含まれる栄養素は多いが吸収率が問題

サプリメントは手軽に多くの栄養を摂取できるので便利です。

しかし、サプリメントの吸収率は生の野菜等より低いといわれています。

栄養を補うためのサプリメントが吸収されないのは残念ですよね。

サプリメントには流行があり、ただ多くの成分数をカプセルに詰め込む成分数での無駄な勝負の時代もありましたが、今は「質」が重要視される時代です。

ただし質のいい成分も吸収されなければ意味がありません。

これからのサプリ選びでは、成分の質と、栄養吸収の効率にも注目です。

効率的にサプリメントを使用したい方は、バイオぺリンの配合を確認するといいでしょう。